施工実績

龍蔵寺僧堂の再生

物件概要

1996年の大雨による土砂崩れで全壊した龍蔵寺の僧堂の再建。
ほぼすべての木材を龍蔵寺寺林の杉・檜でまかない、全壊した旧堂の柱や板も再利用しました。
再建に当たっては、段差をなくして手すりやスロープを設置するなど公共建造物としての機能にも配慮。
土地の木を使用した、まさに”地産地消”の建物です。

詳細情報

プロジェクト名 龍蔵寺僧堂再建
所在地 丹波篠山市真南条1474
使用木材 ヒノキ、スギ
施工方法 木造平屋(一部2階建)
棟高さ 9.27m
1階床面積 211.50㎡
2階床面積 51.91㎡
延床面積 263.41㎡
設計・管理 株式会社アルプラン
選木・製材・施工 株式会社藤本林業所

ギャラリー

寺有林の杉・檜で再建された現代の僧堂

この山より檜、杉を切り出し、僧堂を建設する。以前に使用され、保管されていた木材も合せて使用するので、寸法を取り、調査を行う。

龍蔵寺の山より、今回の建設で使用する原木を選ぶ。山の位置によって区分けし、木に番号をつける。

原木の伐採作業 新月の時期に切る。

検尺、葉枯らしした後、使用材料の長さに玉切りする。

製材所木場での選別。樹種・長さ・太さ・等級毎に分ける。

12mの棟木の製材作業

この材料を最初から取ろうと思って製材したのではなく、いい木だと思って見ている内に、前室の天井材を取りたくなった。しっくいの天井を板に変更してもらった。

腰板の製材。割板、板材の天然感想風景 2007年冬~2008年春

丸太から一度、角材にして乾燥した後、最終的に設計寸法に挽き直しする。

木材加工風景。町田棟梁が棟木の墨付けをする。

施主・棟梁・設計士・現場監督4者で地墨(原寸図)を書いて、最終的な小屋組の決まりを決定する。

竣工 僧堂内部 2009年10月

山ではその後も伐採が続けられている。広葉樹を植林し、混交林とする。

温暖化防止への貢献を認証する炭素固定認証書。